2021年01月12日

外来担当より 肺炎球菌ワクチンのお知らせ

当院では、外来受診される患者様の安心・安全を考え、相談しやすい雰囲気づくりを心がけるとともに、医師や多職種との連携を図り、待ち時間の短縮と迅速・丁寧な対応に努めています。
 
肺炎球菌の予防接種についてご案内します。
肺炎球菌は細菌の一種で、体力が落ちている時や、高齢になって免疫力が弱まってくると感染しやすくなります。
肺炎球菌が引き起こす主な病気には、肺炎・気管支炎・副鼻腔炎などの呼吸器感染症や中耳炎、髄膜炎などがあります。このような病気を予防するためのワクチンが肺炎球菌ワクチンです。
65歳以上の方に接種票が送られ、1回目の接種のみ公費の助成があります。この機会に、肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス®NP)の接種を考えてみてはいかがでしょうか。

<令和2年度 高齢者肺炎球菌予防接種対象者>
令和2年4月1日~令和3年3月31日に下記の年齢になる方が対象です。
・65歳
・70歳
・75歳
・80歳
・85歳
・90歳
・95歳
・100歳
・60~64歳になる方で、心臓・腎臓・呼吸器の機能に重度な障害のある方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫機能に障害のある方
 
当院ではその他にも、超音波(エコー)検査、胃カメラ、各種健診、半日ドック、各種予防接種を取り扱っています。
お気軽にご利用ください。


-患者ケア部 外来長代理 木村 淳子 (看護師)
posted by IYUKAI at 09:16| 健康情報のページ | 更新情報をチェックする

2020年11月24日

今年のインフルエンザ予防接種はお早めに

国内の新型コロナウイルス感染症は、引き続き注意が必要な状況です。
通常のコロナウイルスが原因となる感冒症状は、空気が乾燥する冬季に大流行が起こります。
同じく、ウイルスが原因となるインフルエンザの流行期と重なるわけです。日本では、毎年約1,000万人がインフルエンザに罹患しています。
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザにダブルで感染する可能性もあり、その場合の重症化率は極めて高いと考えられています。

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンは開発段階にあり、まだ普及していません。
また、臨床症状・経過のみからは、患者様がインフルエンザなのか、新型コロナウイルス感染症なのかの鑑別は困難とされています。
そのため、まずはインフルエンザに罹患するリスクを減らすことが重要です。

その基本は「インフルエンザワクチン」の接種です。
抗体(=抵抗力)ができるまでに約2~3週間かかるため、早めの接種をお勧めします。
インフルエンザワクチンの抗体は約5カ月間有効をされています。

新型コロナウイルス感染症対策も兼ねて、
・こまめな手洗い・うがい
・マスク着用
・3密や不要不急の外出の回避
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
を心がけましょう。
posted by IYUKAI at 08:30| 健康情報のページ | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

心臓血管病の症状と治療方法について

世界一を誇る長寿国の日本での3大死因は、
1位:悪性腫瘍
2位:心臓血管病
3位:肺炎
です。
今回は狭心症や心筋梗塞などの「心臓血管内」の内、4つの症状と治療方法について紹介します。

①狭心症の発作(締め付けられるような胸の痛みなどの症状)
最近では診断後冠動脈血管拡張術(PCI)が行われ、必要であれば外科的に冠動脈バイパス術が行われます。現在では、PCI時にステントの内挿術が行われますが、これにはあらかじめ抗血栓性の薬剤が附加されており、長時間の開存が期待されています。その結果、再狭窄率が10~20%と低下しています。

②心臓のリズム異常
急に心拍数が減少し失神発作に見舞われ心拍数が40~50台となることがありますが、洞房ブロックや房室ブロックなどが原因で、心臓ペースメーカーの植え込みで対応します。

③何らかの原因による心臓停止
AEDによる除細動を急いで行います。心臓が止まってから1分経過するごとに救命率が10%低下しますので、心臓が止まってから4分の間に心臓を動かさないと救命はできません。119番に電話し、その間に心臓マッサージを1分間に100回行います。

④末梢動脈硬化症(手や足の血管の詰まりが原因で、しびれや痛みなどが発生)
糖尿病や脂質異常症など食事が関与しているため、食事での治療を開始します。緊急の場合は末梢動脈の血栓除去術を行います。

院長 岡田 昌義
posted by IYUKAI at 00:00| 健康情報のページ | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

花粉症について

スギやヒノキ等の花粉が鼻の粘膜や目の結膜に付着すると、花粉アレルギーのある人にアレルギー反応を起こします。透明のさらっとした鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどが花粉症の主な症状です。症状がひどいと不眠や体調不良の原因になります。

関西ではスギ花粉は1月中旬より飛び始め、2月から3月にかけてピークが来ますので、1月からアレルギー性鼻炎の薬を飲んでおくと花粉症を軽く抑えることができます。症状のひどい人は、点鼻薬や点眼薬も併用します。

また、花粉を避けることも必要です。マスクやメガネ・専用ゴーグルなどで花粉を防ぎます。花粉を家に持ち込まないように、玄関前で服についた花粉を払い落としてから室内に入ります。コートなど一番上に着るものは、花粉のつきにくい素材を選びます。うがいや洗顔で花粉を洗い流します。室外で布団を干すと付いた花粉を寝室へ持ち込むことになります。
その他には、バランスの良い食事や適度な運動で自立神経のバランスを整えることも必要です。

-診療部長 岡嶋 泰 (医師)
posted by IYUKAI at 09:31| 健康情報のページ | 更新情報をチェックする

2019年11月16日

インフルエンザに備えよう!

冬の風邪の代表格「インフルエンザ」は一般的には11月から4月までが流行期間とされています。インフルエンザは、普通の風邪よりも全身の症状が重く(急に38.0℃以上の熱が出る、全身がだるい、頭痛や関節の痛みが強いなど)、感染力が高いのが特徴です。

65歳以上の方・糖尿病・肺や心臓の病気・腎臓病などの合併症を患っておられる方は、「肺炎」をこじらせ命に関わるケースや、急激に体力を失い、終生寝たきり状態となられる方もおわれます。

基本的な対策は、手洗い・うがいの励行、十分な睡眠と栄養をとること、室内湿度50~60%を目安に乾燥させないこと、なるべく人混みへの外出を避けることです。

より確実な予防策は「インフルエンザワクチン」の接種です。接種してから免疫がつく(=感染防御態勢ができる)のに2週間、有効期間は約5カ月とされていますので、11月中には接種しておきたいものです。それでも100%の防御は不可能です。ですから、予防接種後も基本対策は必要です。

当院では、定期的に外来通院されておられる方は当日接種することができます。3カ月以上受診歴のない方は、事前の予約をお願いいたします。

また65歳以上の方は市からの助成制度がありますので、各区役所にご確認ください。


-総合診療科 医長 高橋 剛士
posted by IYUKAI at 00:00| 健康情報のページ | 更新情報をチェックする