2020年05月21日

言語聴覚士が行うリハビリテーション

当院では、言語聴覚士2名体制で、成人を対象に、主に「話す」「食べる」に関わるリハビリを行っています。
近年は、高齢化の影響もあり、嚥下障害や誤嚥性肺炎など「食べる」ことに何らかの問題を抱えた方が増加しています。
訓練がなかなか上手く進まないケースもありますが、誤嚥性肺炎を起こさず再び口から摂取できるよう目指して、日々、患者様とリハビリに取り組んでいます。ここでは、言語聴覚士が行うリハビリテーションをご紹介します。

言語聴覚士.JPG

言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)は、病気や生まれつきの障害などにより、話すことや聞くことに不自由がある人に対して、コミュニケーションの回復を支援する仕事です。
また、言語や聴覚だけでなく、食べることや飲み込むことが難しい方も言語聴覚士が行うリハビリテーションの対象になります。つまり、言語聴覚士が行うリハビリは「話す」「食べる」「聞く」を支援することです。

コミュニケーションの問題には、呂律が回らない(構音障害)、言葉がうまく分からない(失語症)、声が出せない(音声障害)、注意や判断が落ちるなど(高次脳機能障害)があります。
その原因は、脳卒中や交通事故などに伴う脳挫傷などの脳損傷、職業上声を使いすぎるなどの環境的問題、生まれつきの発達の問題など様々です。そのような問題に対し、評価・訓練を行います。

また、脳卒中などにより生じた摂食(食べる)・嚥下(飲みこむ)障害のある入院患者様を対象に、摂食嚥下訓練を行います。
その方の状態や能力に合わせた方法でアプローチし、低下している部位のトレーニングや、姿勢や食物形態の工夫などを行うことによって、より安全においしく食事ができるように、医師、管理栄養士、看護師などと共にチームで対応しております。


リハビリテーション2F 病棟リーダー
言語聴覚士
益川 慎平
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2016年11月15日

明石病院デイケアの紹介

当院では「デイケア」を行っています。「デイケア」は簡単に言うと”病院などに通ってリハビリをする介護サービス”です。
そこには医師やリハビリ専門職がおり、医療的な観察の下で身体機能の医事・向上・回復ができる場となっています。


「最近、腰が痛くて歩きにくくなった」「3年前に脳梗塞を起こしてから食べ物が飲み込みにくくなった」など、身体の悩みは人それぞれにあるかと思います。
病院に行って入院・手術をしたときはリハビリを受けられていても、ご自宅に帰られてからはいかがでしょうか。不安なく生活は送られているでしょうか。


当院ではデイケア(通所リハビリテーション)を提供しています。
退院して間もない方でも、何年も経っている方でも、また、入院を経験されていない方でも、要支援・要介護認定があればデイケアの利用が可能です。
介護保険サービスを受けたことがないが、日常の生活に不安があるといった方はお気軽に当院にご相談ください。


当院デイケアの特徴は「短時間」「訓練中心」「個別リハビリ」です。
利用時間は1時間半という通所サービスの中では短いサービスとなっており、集中的に訓練を実施いただけます。
また、理学療法士や言語聴覚士といったリハビリ専門職が在籍しているので、マッサージ・ストレッチや関節可動域訓練、転倒予防のバランス練習だけでなく、嚥下訓練や発声・発音、認知などのコミュニケーションについても対応しています。


当院では、その人個々に合ったリハビリメニューを提案いたします。
十人十色という言葉があるように、年齢、性別、体力、病気の種類や障害の部位は一人ひとり異なります。
あなたにとって最適なリハビリメニューを専門職が身体を評価して提供いたします。

ーリハビリテーション科
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2016年02月29日

ロボットスーツHAL勉強会

2月19日、CYBERDYNE(株)の協力で、最先端のリハビリ訓練用ツールのロボットスーツHALの操作・装着・訓練の勉強会を開催しました。

ロボット(3).JPG


今や、衰えたり失ったりした人の機能の一部をロボットがアシストする時代となりました。
このロボットスーツをリハビリに使用すれば、効果的で短期間で機能回復することが実証されています。
最先端の技術を実際に職員が装着して、その効果を試しました。


近い将来、このようなリハビリが一般化することが予想されます。
今後とも、常に新しい知識・技術を取り入れて、より良い医療が提供できるように取り組んでまいります。


ーリハビリテーション科
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2013年10月05日

PT実習生の受け入れ

明石病院ではリハビリテーション科の充実に伴いPT・OT等の実習生を受け入れていく方針です。今年度の実習生のなかから大阪医療福祉専門学校の上念君の実習を終えての感想文を紹介します。来春卒業して資格取得の予定ですが、明石病院での実習経験を生かして良い理学療法士に育ってくれれば幸いです。

― リハビリテーション科科長(上野)


★実習感想文
 大阪医療福祉専門学校 理学療法士学科 上念 三朗

7月29日から9月20日まで、Ⅲ期臨床実習で8週間、担当患者様の評価・治療に携わらせて頂き、大変お世話になりました。

今回の実習で一番学んだことは「自宅復帰には医療と福祉の連携が重要である」ということです。患者様の退院に向けて、立ち上がりや歩行といった日常生活動作能力の維持・獲得が達成できるよう理学療法士は治療・評価を行いますが、基本動作の獲得だけでは自宅復帰はできません。福祉との連携を取ることで家屋構造や家族構成、本人様の性格を情報として取得することで、患者様の生活背景を考慮した最適な評価・治療を行うことができます。介護保険や身体障害者手帳を取得された方であれば退院後にどのようなサービスが受けられるかといった知識も必要で、福祉との連携を取り、退院後の生活まで予測することが理学療法士として重要であることを学びました。

明石病院では自宅復帰後の生活を想定したリハビリが行える環境であり、地域との連携を強化することで患者様が安心してご自宅で生活が送れるよう、最善を尽くしたサービスの提供をする病院であると感じました
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