朝早くから何の準備体操もせずにいきなりジョギングを始める人をよく見かけますが、いきなり身体を動かすのは肉体的、精神的にアンバランスが生じ、これが長く続くと身体的によくありません。それなりの準備体操が不可欠です。
そこで、手軽にできるウォーキングを紹介します。
まず、姿勢を正して肘を90度に曲げて手を大きく振り、歩幅を大きくして歩くことから始めましょう。糖尿病の予防や進行を防ぐには、1週間に150分以上の運動が必要ですが、運動不足の場合には1週間に60分の運動から始めてみましょう。これを基本にして週に3~5回、10~15分の運動をするようにしましょう。最初から一定の運動を決めてしまわずに、すこしずつ運動量を増やしていくのが良いでしょう。
また、誰かウォーキングする相手を見つけて行うと、毎日の運動につながります。2人でウォーキングをする場合には、お互いの会話が聞こえるくらいのスピードが良く、心拍数が毎分70~100位までのスピードが良いと言われています。
運動をしないと、高齢者になってロコモティブシンドローム(例えば、片足で立って靴下を履くことができなくなる等)になる恐れがありますので、気軽にできる有酸素運動のウォーキングをお勧めします。
-院長 岡田 昌義
2019年05月17日
手軽にできるウォーキング
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