2013年05月15日

愛友会明石病院が目指すもの

近年、医療界では「機能分化と連携」や「施設完結型から地域完結型へ」といった言葉が普及してきました。それぞれの医療機関が地域での役割や医療機能を明確にするとともに、他の医療機関や施設等と連携を密にしながら包括的な医療を提供していく、地域医療はこのような方向に進んでます。

他の医療機関等と連携して医療を提供するために、まず最初にやらなければならないことは、「自分たちは何ができるのか、何をやるべきか」を明確にすることです。

愛友会明石病院の役割は、急性期基幹病院はじめ一般急性期病院や慢性期病院、開業医、介護施設、在宅サービス事業者などと連携しながら、亜急性期から慢性期にかけて良質の医療を提供することといえます。
①一般病棟(主に亜急性期)は、急性期病院からの急性期後および地域からの軽度急性期の入院が主になり、療養病棟(慢性期)は、医療必要度が高い慢性疾患が中心になります。
②また、一般病棟、療養病棟の双方において患者の身体機能の回復または維持を目指すリハビリテーションを飛躍的に充実させる必要があります。
③加えて、地域包括ケアを提供する一員としての役割を発揮するために、従来からの外来や健診に加えて訪問診療や訪問サービスの充実が求められます。

他の医療機関等と連携しながら医療を提供するために、次にやるべきことは何でしょうか?

それは、「自分たちは何ができるのか、何をやるべきか」について病院内の各職種が共有することです。いいかえれば病院の役割や機能を認識しながら医療チームの具体的な目標にブレークダウンすることになります。
特に亜急性期から慢性期の病院においては、医師、看護師、コメディカル等の多職種がチームを形成して対等に患者に関わらなければ良い医療を提供できません。良質の医療を提供するためには病院内における多職種の目標共有や連携が不可欠であるといっても過言ではありません。

自院のなかで職種間の目標共有や連携ができていなければ、他の施設と良い連携を行うことはできないでしょう。本当のチーム医療を実践しなければ地域医療に十分な貢献はできない、そんな時代はすぐそこまで近づいています。

―理事長(明石)


posted by IYUKAI at 20:51| 経営者のページ | 更新情報をチェックする
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