2020年01月18日

花粉症について

スギやヒノキ等の花粉が鼻の粘膜や目の結膜に付着すると、花粉アレルギーのある人にアレルギー反応を起こします。透明のさらっとした鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどが花粉症の主な症状です。症状がひどいと不眠や体調不良の原因になります。

関西ではスギ花粉は1月中旬より飛び始め、2月から3月にかけてピークが来ますので、1月からアレルギー性鼻炎の薬を飲んでおくと花粉症を軽く抑えることができます。症状のひどい人は、点鼻薬や点眼薬も併用します。

また、花粉を避けることも必要です。マスクやメガネ・専用ゴーグルなどで花粉を防ぎます。花粉を家に持ち込まないように、玄関前で服についた花粉を払い落としてから室内に入ります。コートなど一番上に着るものは、花粉のつきにくい素材を選びます。うがいや洗顔で花粉を洗い流します。室外で布団を干すと付いた花粉を寝室へ持ち込むことになります。
その他には、バランスの良い食事や適度な運動で自立神経のバランスを整えることも必要です。

-診療部長 岡嶋 泰 (医師)
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2020年01月03日

地震・風水害避難訓練

11月27日に地震・風水害避難訓練を実施しました。

地震対応は、処置室で点滴を受けていた患者様が地震によりベッドから転倒し、倒れてきたキャビネット等で身動きが取れなくなる想定のもと、職員が患者様を救出する訓練です。
倒れたキャビネット等を取り除いて患者様をベッドに運び、看護師1名はバイタル測定を実施、もう1名の看護師は内線で医師の診察を手配しました。

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風水害対応は、記録的な大雨により、3時間後に桂川と鴨川が氾濫するという想定の避難訓練です。
医事課内に自衛水防対策本部を設置し、各担当者がテレビやインターネットからの情報、屋上からの目視で状況を把握し、館内放送を用いて浸水が迫っていることと、担当職員の召集を伝えました。
その後、統括管理者の指示に従い、職員が1階にいた外来患者様と健診受診者様を5階に誘導。また、空きベッドとストレッチャーを用いて、2階の入院患者様を3階と4階に避難させました。
浸水を防ぐために、病院の入口各所には土のうも積み上げました。

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近年は異常気象による大規模災害が起こっていますが、もしものときに備えて日頃から準備しておきたいと考えています。

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2019年12月21日

JA京都市「京ベジFESTA2019 (秋の大感謝祭)」への救護班参加

11月16日に梅小路公園で開催された「京ベジFESTA2019 (秋の大感謝祭)」に救護班として参加しました。
京ベジFESTAはJA京都市主催のイベントで、JA各支部の野菜即売やお笑い芸人によるステージでの催し、抽選会が用意されています。
夜に音楽祭を控えていたので、参加者数は昨年以上でした。

昨年は7月開催で熱中症対応が目立ちましたが、今年は涼しい時期の開催であったため、大きな健康トラブルもなく無事にイベントが終了しました。

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2019年12月07日

院内のクリスマス飾り

12月になりました。
企画広報委員会の職員でクリスマスツリーとリースの飾り付けをしました。
当院の受付前スペースに設置していますので、ぜひご覧ください。

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2019年11月30日

栄養サポートチーム(NST)の取組み

高齢者の方は若い頃に比べ食欲が失われがちです。また、脳梗塞などの後遺症で嚥下が上手くできない方もいらっしゃいます。
栄養状態が悪いといくら治療しても回復が見込めませんし、手術後に感染症や合併症を起こすこともあります。入院患者様に対する栄養管理・治療は非常に大切なことです。

当院では、今年度より担当医師を中心に、各病棟のリンクナース・2名の言語聴覚士・管理栄養士をメンバーとした栄養サポートチーム(NST)を発足させました。
栄養治療の介入により病状改善が見込める場合、ラウンドにより対象患者様を早期発見し、主治医のみならずチームで治療にあたることを目的としています。

具体的な取組み内容は、入院患者様の①体重、②アルブミン、③褥瘡の有無、④食事摂取量、⑤2週間以上にわたる下痢または嘔吐の有無についての5項目に着目し、定期的に栄養スクリーニングを行いました。そこで抽出された栄養リスクの高い患者様に対して、早期に適切な栄養治療を開始することによって病状の改善・疾病の實解・合併症発症の予防を図り、最終的には患者様のQOL(生活の質)を向上させるというものです。

一般病棟では2週間に1回、療養病棟では2カ月に1回のスケジュールで入院患者様の栄養状態を評価し、これまでに数名の患者様の下痢が改善し、早期の褥瘡治療へと繋がりました。また、摂食機能療法が必要な患者様の選別を行い訓練を開始したことで、誤嚥性肺炎が予防でき安全な経口摂取が続けられている等の効果が得られています。
今後もチーム医療の実践・栄養サポートチーム(NST)の活動を推進して、良質で効果的な医療の提供に寄与していきます。

医療技術科 管理栄養士 西村美津子
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2019年11月16日

インフルエンザに備えよう!

冬の風邪の代表格「インフルエンザ」は一般的には11月から4月までが流行期間とされています。インフルエンザは、普通の風邪よりも全身の症状が重く(急に38.0℃以上の熱が出る、全身がだるい、頭痛や関節の痛みが強いなど)、感染力が高いのが特徴です。

65歳以上の方・糖尿病・肺や心臓の病気・腎臓病などの合併症を患っておられる方は、「肺炎」をこじらせ命に関わるケースや、急激に体力を失い、終生寝たきり状態となられる方もおわれます。

基本的な対策は、手洗い・うがいの励行、十分な睡眠と栄養をとること、室内湿度50~60%を目安に乾燥させないこと、なるべく人混みへの外出を避けることです。

より確実な予防策は「インフルエンザワクチン」の接種です。接種してから免疫がつく(=観戦防御態勢ができる)のに2週間、有効期間は約5カ月とされていますので、11月中には接種しておきたいものです。それでも100%の防御は不可能です。ですから、予防接種後も基本対策は必要です。

当院では、定期的に外来通院されておられる方は当日接種することができます。3カ月以上受診歴のない方は、事前の予約をお願いいたします。

また65歳以上の方は市からの助成制度がありますので、各区役所にご確認ください。


-総合診療科 医長 高橋 剛士
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2019年10月31日

第50回愛友会セミナー

「愛友会セミナー」は当院の全職員を対象とした院内研修会です。
院内の多職種の職員が講師となり、毎回テーマを変えて、当院の実情に即した内容のセミナーを行っています。

10月28日に第50回の開催を迎え、「院内感染防止対策チームの活動」「地域連携課の役割」「個人情報保護」の3つのテーマの研修を行いました。

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2019年10月05日

明石病院 秋の健康フェアのお知らせ

本年も当院にて、地域の皆様を対象にした「秋の健康フェア」を開催いたします。

開催日:10月25日(金)
時間:13:30~16:15
場所:医療法人愛友会明石病院(正面玄関よりお入りください)
事前申込:不要
参加費:無料

プログラム
13:30~13:35 開会あいさつ
13:40~13:55 理学療法士による講演 「腰痛と向き合う」
14:00~14:15 医師による講演 「インフルエンザの対策について」
14:20~16:15 
・無料測定(血圧・血管年齢・キック力)
・体力測定(バランス能力診断3項目測定)
・在宅サービス無料相談

※お薬手帳をお持ちの方は持参ください。体力測定の受付時に参考になります。


ご来場の方には粗品を用意しております。
職員一同、皆様のお越しをお待ちしております。
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2019年09月21日

平清盛創建の社、若一神社

当院から西大路通を南に進むと大きな楠に沿って道路がカーブしています。ここにあるのが若一神社。平清盛が辺り一帯に壮大な邸宅を構えていた場所です。清盛は朝廷と密接な関係にあったため、この辺りは「御所ノ内」という地名がつきました。

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若一神社の起源ですが、その昔、威光上人が熊野詣時に若一王子の御神体を持ち帰り、この地の古堂に御神体を安置したそうです。しかし、異変により御神体は土中に埋まってしまいました。
仁和元年(1166年)、熊野に参った清盛に「邸内の土中に隠れている御神体を世に出し奉斎するように」とお告げがあります。清盛が三尺ほど掘ったところ、若一王子の御神体が現れました。社を造り、開運出世を祈ったところ、翌年清盛は太政大臣に任じられます。このため、若一神社は「開運出世の神社」といわれるようになりました。

宮司の中村さんに伺った若一神社の見どころベスト3は①平清盛手植え楠、②束帯姿の清盛像、③祇王歌碑だそうです。

①平清盛手植え楠
樹齢800年を超す大樹です。
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開運出世の神社、若一神社に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


若一神社
京都市下京区七条御所ノ内本町98番地
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2019年09月07日

医療事故を少なくするために

人間の脳は非常にすぐれていますが、さまざまな原因で必ず間違えるものです。どんなに教育や訓練を受けたとしても、ヒューマンエラーを完全になくすことは不可能です。

エラーリスクの高まる状況は、経験不足、時間不足、不適切な点検(点検という単純作業がいい加減になること)、手順の不手際(準備不足・人手不足・注意不足)、不適切な情報、焦りや疲れなどによる集中力の低下があげられます。
また、自己発生の落とし穴は、あいまいな指示、間違った情報、読めない文字、整理不足、物品補充不足、物品をあるべき場所に戻さないことなどがあげられます。

では、エラーを防ぐためにどうすればよいのでしょうか。
我々がすぐにできる事故対策は、自分の体調管理・精神状態のコントロール、ダブルチェック(自身でのチェック+複数人でのチェック)、見直しをする習慣を身に着けて各段階のエラーを減らすこと、確認されるのを嫌がらないことです。
それから、人的要因への対策は、記憶に頼らないこと、情報を視覚化すること、ルール・手順を再検討して単純化すること、ルール・手順を標準化すること、チェックリストを活用すること、警戒心を過信しないことです。

それに加えて、医療安全のために日頃から身に着けたいのが、以下の心がけです。
・患者様(ご家族)との関係をしっかりつくる
・患者様(ご家族)への丁寧な説明をする
・患者様(ご家族)にわかる言葉で話す
・根拠に基づいたケアを実践する
・セルフケア(自己管理・体調管理)の重要性を認識する
・日頃から倫理的な行動をとるように心がける
・エラーが発生しても非難しないようにする

しかしながら、万が一事故が生じてしまったときは、困ったら人を呼ぶこと、事故に対する対処と医療継続、安易な自己判断をしないこと、迅速な報告をすることが必要です。
それから、同じ間違いを繰り返さないように、インシデントレポートの作成・報告と行い、他職種の観点で分析・対策を協議することも必要になってきます。

このように、ヒューマンエラーを防ぐためには、1つ1つの段階を確実にこなすことが重要です。


ー診療部長 岡嶋 泰
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